Googleマイビジネス(GMB)の成功事例・成功理由を紹介!マネしたい活用法とは②

Googleマイビジネスを利用しても、必ずGoogleマップで検索したときに店舗情報が上位表示されるとは限りません。

Googleマイビジネスを利用している人が増えれば増えるほど、単にGoogleマイビジネスを利用しただけでは競合店との差別化が図れず、Googleマップ利用者に対して有効だとGoogleは判断できません。

そのため、Googleマイビジネスを利用して、成功するためには多少なりともノウハウが必要になります。

そこで、今回はGoogleマイビジネスを利用したときに、成功するためのポイントを解説します。

Googleマイビジネスの成功モデルと成功理由


同業者が多い業界では、自社の企業サイトは会社名や店舗名を知らないと、なかなか見つけてもらうことができません。

しかし、Googleマイビジネスは検索者に対して近隣の店舗を一覧で表示するので、新規の見込み客が獲得がしやすいツールとなっています。

とはいえ、Googleマイビジネスに登録だけで適切に運用していなければ、新規顧客の獲得には結びつきません。

Googleマイビジネスを成功するためのポイントをしっかり抑えていきましょう。

【成功モデル①】ピンポイントのターゲットに届ける

昨今では顧客ニーズの多様化が進み、誰にでも受け入れられる商品やサービスはほぼないと言ってよいでしょう。

自店の強みを活かした商品やサービスを、最適な消費者に届けることが成功には欠かせない要素になります。

どのような人に喜ばれる企業を目指すのか、明確なゴールを設定する必要があるわけです。

成功理由は適切なキーワードの選定

Googleマイビジネスは、メインカテゴリとサブカテゴリを設定することができます。

Googleで用意されているカテゴリの中からしか選ぶことはできませんが、なるべく事業に適したカテゴリを選択するようにしましょう。

まったく関係のないカテゴリを選んでしまうと、期待して来店した顧客が失望し、マイナスの印象を抱かれてしまうでしょう。

顧客ニーズと自店の強みが一致するようなカテゴリ選びが重要です。

【成功モデル②】Googleマイビジネスと併用した戦略を立てる

残念ながら無料のGoogleマイビジネスだけでは、自店の知名度を一気に高めることは難しく、Googleマイビジネス以外の複数のサービスと併用することが必要です。

そこで、Googleマイビジネスと合わせて利用したい2つのツールを紹介します。

もちろん、ここで紹介したツール以外の方法と組み合わせても問題ありません。

戦略を考える上での参考にしてください。

Google広告との併用

自店の露出を高めるために、Google広告を併用すると効果的です。

Google広告は成果報酬型の広告ですので、広告費が無駄になりにくいという特徴があります。

例えば、新聞や雑誌に広告を掲載する場合は、掲載するスペースサイズや、配布するエリアの広さで広告費が決まっていて、集客できたかどうかに関わらず一定の費用がかかります。

しかし、Google広告の場合は、広告からホームページにアクセスした場合など、実際に見込み客が何らかのアクションを起こした場合だけ発生します。

無駄な広告費を払う必要はなく、興味を持った人が行動を起こしてくれたときに、限定して費用を払うというシステムとなります。

このGoogle広告とGoogleマイビジネスを連携させることで、次の3つのことができるようになります。

  • Google広告の住所表示オプションが利用可能
  • 来店コンバーションの計測が可能
  • 店舗の位置情報を利用した配信や入札調整が可能

Google広告はGoogleマイビジネスと連携することで、より効果的な配信ができるようになりますので、Google広告の利用を検討しているのであれば、Googleマイビジネスの登録も忘れずに行いましょう。

ホームページの作成

ホームページの作成は難しく、費用もかかることから、自店サイトの制作・運用に後向きな経営者もいると思います。

しかし、サイト作成は以前と比べるとかなり簡単になっていますし、自店のホームページがあるかないかで、消費者のお店に対する認識も変わってきますので、可能な限り作成を検討してください。

Googleマイビジネスで作成できるWebページは簡易的なもので、掲載できる情報は限られています。
開業当初はそれで十分だったとしても、いずれはもっと自店の魅力をアピールしたくなった場合、Googleマイビジネスの簡易Webサイトでは対応できない可能性があります。

そこで、お店の魅力を効果的にアピールし、新規客獲得へつなげていくためにも自店のホームページを開設し、Googleマイビジネスからサイトへ誘導して、お店の情報をもっと具体的にイメージしてもらうようにしましょう。

また、ホームページがあれば、Googleで検索したときに表示がされて、集客に繫がる可能性もあります。

自店を知ってもらうための入り口を増やすことで、新規顧客の獲得を効果的に行うことが可能になります。

【成功モデル③】インバウンドなど潜在ニーズに着目


潜在ニーズを掘り起こすことも、飲食店の集客には欠かすことはできません。

外国人観光客など、その地域に初めて訪れる人々はGoogleマップ検索を使いながら散策することが多いでしょう。

近隣の他店がインバウンドに対応したサービスを提供していない場合は、新規客を獲得する大チャンスです。

自店の強みを活かしながら、隠れたニーズを探してみましょう。なお、新規客を呼び込むためには、サブカテゴリを活用してください。

理由は訪日外国人にも対応していることをアピール

日本では積極的にインバウンド戦略を行っているため、外国人観光客が着実に増えています。

そこで、インバウンドで発生する潜在ニーズに対応するためには、外国人を受け入れていることを積極的にアピールしていくことが重要です。

例えば、外国人が自店サイトに訪れたときのために、多言語に対応したページを作っておくなどの対応も考えられます。

ただし、外国人観光客が増えることで、店舗の雰囲気が大きく変わってしまい、外国人観光客が増えたことが原因で既存客が離れてしまうという事態は避けたいですから、インバウンド対応にばかり気を取られてず、今まで作り上げてきた顧客サービスの軸がぶれてしまわないように気をつけてください。

まとめ

Googleマイビジネスは、新規客を呼び込むために活用できる便利なツールですが、顧客を増やすためにはしっかりとしたゴールを設定する必要があります。

顧客を絞り込んだ上で適切なカテゴリを設定するなど、明確なゴールをイメージしましょう。

また、Google広告との併用を検討することや、インバウンドなどの潜在ニーズを掘り起こすことが成功の鍵となります。