そこで、第2回は4つの広告の具体的な説明や、活用方法をそれぞれ確認していきます。
「具体的にどのような広告を行っているのか知りたい」「自分の店舗に向いている集客方法を探したい」という人は、是非確認してください。
飲食店向け広告の種類と活用方法

飲食店向けのインターネット広告としては、以下の3つがよく使われています。
- グルメサイト
- ホームページ(MEO対策)
- 成果報酬型広告
それぞれ、特徴やメリットが異なるので、詳しく確認していきましょう。
グルメサイト
飲食店の広告サイトの代表と言うと、「ぐるなび」や「食べログ」などのグルメサイトがあげられます。
グルメサイトに登録してもらうことで、インターネットからお店を検索しているお客さまの集客につながります。
逆にグルメサイトを活用していない飲食店が少ないので、仕組みを理解して活用しなければ後れを取る可能性があるのです。
大きく分類すると、ガイド型と口コミ型に分けられるので、両方の特徴を理解して活用しましょう。
ガイド型
ガイド型はグルメサイトが飲食店の広告ページを作成して、掲載してくれるグルメサイトです。
グルメサイトが飲食店の要望に添いながら、広告ページを作成してくれるため、希望通りの広告ページを作成できる点がメリットです。
ガイド型のサイトとしては、「ぐるなび」の他に「ホットペッパーグルメ」や「UberEats」が該当します。
口コミ型
口コミ型のグルメサイトとしては、「食べログ」があげられます。
「食べログ」を見てもらうとわかるように、広告サイト側ではなくサイトのユーザーが広告ページを作成します。
このため、広告掲載料がガイド型よりも少額で済み、予算が少ない店舗でも利用しやすいです。
「食べログ」以外にも「Retty」や「トリップアドバイザー」が口コミ型としてあげられます。
ホームページ(MEO対策)
自店舗のホームページを作成することも、効果的なインターネット広告のひとつです。
最近では、ホームページを自作するためのサービスも豊富で、月額費用を支払うだけで必要なツールを提供してくれます。
また、自分で作成をすることが難しいと感じる人は、ホームページ制作会社やクラウドソーシングに依頼してください。
ただし、依頼する場合は制作費用の支払が必要で、最低でも3万円程度、MEO対策なども依頼する場合は30万円以上の費用がかかる可能性もあります。
ホームページを作成することで客単価のアップも狙えますが、グルメサイトやSNSから流れてくる人が多いため、他のインターネット広告と併用することが大切です。
成果報酬型広告
新しい飲食店向けのインターネット広告に、成果報酬型広告というものがあります。
これは、初期費用や固定費がないか、少額でお客さまが来店した人数に応じて、広告費用が必要になる仕組みです。
具体的には、アプリに広告を掲載してアプリ内のクーポンを利用してもらうタイプの広告や、Wi-Fiを活用して来店者の情報を管理する「Wi-Fiチラシ」という広告があります。
初期投資が難しい店舗向けのインターネット広告です。
SNS宣伝の種類と内容

インターネット広告と同じように、飲食店の主力広告としてSNSによる集客があります。
SNSでの宣伝は初期費用が少額で済む点や、利用者を絞った広告が打ち出しやすい点がメリットです。
具体的に活用されているSNSとしては、以下の4つがよく利用されていますので、それぞれ確認していきましょう。
- LINE公式アカウント
Instagramは写真投稿メインのSNSですので、料理や店内のレイアウト、イベントの写真などを投稿する店舗に向いているSNSです。
10~30代の特に女性に人気のSNSで、カフェやおしゃれな内装の飲食店はターゲットとする層と被る可能性が高いです。
逆に写真投稿する項目が少ない店舗では、投稿する項目が少なくなかなか更新ができないというデメリットがあります。
国内での利用者数が特に多いSNSがTwitterで、飲食店の広告として活用しているお店も多いです。
Instagramと異なり、基本的には短文での投稿がメインとなりますので、誰でも更新しやすい点がメリットです。
ただし、不用意な投稿が炎上につながりやすいことや、更新頻度が高くないと見られなくなるなど、広告としての効果が低い点には気を付けてください。
世界的に活用されているSNSですが、若い人の利用は少なく、40代以上の利用者が多いという特徴があります。
飲食店の専用ページを作るなど、他のSNSよりもお店の情報を多く掲載できるという点がメリットです。
活用が少し難しいSNSですが、客単価をあげやすいので、ターゲットとする層によっては活用したいSNSです。
また、Facebookは広告配信ができる機能があるため、月の予算を決めて低価格で広告を配信できる仕組みがあります。
LINE公式アカウント
LINE公式アカウントを作成することで、LINEのチャット欄に店舗の広告を表示してもらえます。
店舗としてはユーザーに対して、情報をまとめて送信できるので、ユーザー数が多いときは効果的な宣伝ができます。
ただし、リピーター以外のユーザーが少ないので、積極的に会員登録を促さなければ、ユーザーが増えにくいです。
また、他のSNSよりもタイムラインの更新が見られにくいというデメリットもあります。
SP(セールスプロモーション)の種類と内容

アナログ的な広告ですが、SPも効果的な集客方法です。
地域密着型の店舗の場合、SPを活用することでインターネット広告以上の効果が見込めます。
ここでは4つの方法を紹介するので、活用できるものがないか確認してください。
折り込みチラシ・フリーペーパー
折り込みチラシや地域のフリーペーパーで宣伝をすることは、店舗の認知度をあげるために有効です。
特に開店を行うときには、周辺住民への認知度をあげることが重要なため、検討したいSPと言えます。
また、取引先や関係者が多い場合は、FAXでチラシを送付するという手段もあります。
交通広告・屋外広告を作成
アナログな宣伝方法ですが、看板を設置することも通行人への宣伝に有効な手段です。
交通量の多い立地であれば、道を歩いている人や車を運転している人の目に留まりやすいため、新規客の集客につながります。
ただし、看板を設置するには看板の作成の費用、看板を設置する場所のオーナーに毎月地代を支払うためコストがかかってきます。
| コスト種別 | 項目 | 費用 |
|---|---|---|
| イニシャル | デザイン料 | 1万円~5万円 |
| 資材代 | 3万円~8万円 | |
| 施工費用 | 3万円~15万円 | |
| ランニング | 地代 | 設置場所により大きく異なる |
また、看板以外にもPOPを店頭にだすことも、集客につながるので、積極的に作成してみてください。
試食販売
試食販売も集客方法のひとつです。
新商品の試食やサンプルを配ることで、新規客がリピート客につながる可能性があります。
また、試食を通じて商品の評価や感想を聞けるため、新商品の開発にもつなげられるので、集客方法と同時に行ってみてください。
ポイントカード・クーポンの発行
ポイントカードやクーポンを発行することで、リピーターの集客につながります。
ポイントカードを発行する場合は、達成するまでの間隔を短くすることで、効果をだしやすくなります。
ただし、クーポンの費用がかさむ点には注意が必要です。
マスコミ広告の種類と内容
高額費用が必要ですが、マスコミ広告は非常に集客効果が高いです。
マスコミ広告としては以下の3つがあげられるので、利用したい人は確認してください。
- テレビ・ラジオCM
- 新聞広告
- 地方グルメ雑誌
テレビ・ラジオCM
テレビやラジオのCMをだすことは非常に効果的ですが、全国放送は費用が莫大になるため、地方の放送局に広告が候補にあがります。
また、ラジオCMは視聴者層が高くなりやすいので、ターゲットを絞りたい場合にもおすすめです。
新聞広告
新聞の中に記事として取り上げられる広告以外にも、写真などを載せてもらう広告などいくつか広告の種類があります。
ラジオCMと同じように閲覧する層が絞られるので、しっかりとターゲットを考えておかないと、費用対効果が悪くなる可能性が高いです。
地方グルメ雑誌
地方のグルメ雑誌であれば、飲食店を利用したい人をターゲットにして広告がだせます。
また、雑誌のテーマによってターゲット層が絞りやすいので、効果的な広告が打ちやすい点もメリットです。
ただし、同じ雑誌に掲載されている店舗と比較されやすい点や、取材から掲載までの期間が長い点には注意が必要です。
まとめ
飲食店の集客方法を、インターネットを活用するものから、アナログなものまで幅広く紹介しました。
それぞれの集客方法や宣伝によって、ターゲットとなる層が異なる点に気を付けて、自分のお店にあったものを選ぶことが大切です。
また、インターネットを活用する集客方法は、成果報酬型広告や新規のSNSなど、新しいものが続々と登場しています。
常にどのような集客方法があるかの情報収集を行って、幅広い選択肢を持つようにしてください。