飲食店で求められるSEOのメリット・デメリットとは?②SEOの効果をより高めるには?

SEO対策をするだけでも、ウェブサイトやブログへのアクセス数は変わりますが、「飲食店の集客」という面で考えたとき、それだけで十分とは言い切れません。

より効果的に集客しようと思うのであれば、他のWEBツールの併用がおすすめです。

ネットが普及したことによって、オンラインで集客できるツールはたくさんありますので、積極的に活用していきましょう。

この記事では、SEO対策と一緒に活用したいWEB上の集客ツールについて紹介していきます。

SEOと連携させたい他のサービス


WEB上で使える集客ツールは、無料で利用できるものもあります。

複数のツールと連携し、管理する手間はありますが、コストを意識せず気軽に利用することができますので、効率よく集客を行うためにもぜひ活用してください。

SNSの活用

TwitterやFacebook、InstagramといったSNSは、拡散力に優れいているため、短期間で自店の認知度を高めるには最適なサービスと言えます。

複数のSNSを組み合わせて運用するとなお効果は高まりますが、管理するのも情報を発信していくのも手間がかかりますから、最初は自店にあったサービスを選んで運用していくと良いでしょう。

例えばTwitterは即時性と拡散性に優れ、特に若い世代を中心に人気です。
140字という文字数制限がありますが、手軽に投稿できること、気になった投稿に対してリツイートをすると、不特定多数の人に通知することができるといったメリットがあります。

Facebookは、実名登録制を採用していることから配信内容の信頼度が高く、Twitterユーザーよりも少し上の年代に人気があります。

写真投稿がメインとなるInstagramは、「インスタ映え」という言葉が流行するほど、写真に特化したSNSとして、若い世代の女性を中心に高い人気があります。

そしてLINEは性別問わず幅広い年代で、日常生活における連絡ツールとして活用され、さらに官公庁のサービスにも利用されていましたが、海外から国内サーバーへの不正アクセスが問題視されました。

このLINEの提供するビジネスツールであるLINE for Businessは、友達になってくれた人に情報を送ることができるので、リピーター獲得のためにお得な情報を届けるなどの使い方をおすすめします。

イベントの告知や営業時間変更のお知らせなどは即時性の高いTwitterが向いていますし、盛り付けに拘った料理や飲み物、店内装飾などは画像で視覚的にアピールすることができるInstagramが最適です。

どういったアプローチをしたいのか、利用目的によってSNSを選ぶようにすると良いでしょう。

グルメサイトからの流入経路を図る

「食べログ」や「ぐるなび」といったグルメサイトは、多くの飲食店情報が登録されているため、お店を探すだけでなく、複数の飲食店を比較できるという特徴があります。

利用店舗の選択時に消費者にとって欠かせないサービスと言えるため、グルメサイトの活用も見逃せません。

無料で登録できるプランもあるので、認知度を高めるために登録してみてはいかがでしょうか。

MEO対策も合わせて行うと相乗効果がある

SEO対策の他にMEO対策も行うことで、より多くの人にお店の存在をしってもらうことにつながります。

MEO対策とは主にGoogleマップ上に表示される店舗情報で、上位表示されることを目的とします。

最近では、Google検索よりも、Googleマップ上で店舗検索をするという人も増えていますので、飲食店にとってより重要な対策と言えます。
特に海外からの観光客は、訪問先の地理に詳しくないので、Googleマップを使って移動していることも多いのです。

MEO対策は、Googleが無料で提供しているGoogleマイビジネスというサービスで行うことができます。

まだまだ、MEO対策は始まったばかりなので、少しでも早く行動することで他店よりも有利に立つことができるでしょう。

自店のホームページ制作も検討する

ブログはお店に親近感を持ってもらうことができるという点では、その他のサービスよりも優れています。

しかし、SEO対策という点だけで見れば、カスタマイズのしやすさやコンテンツの幅の広さから、圧倒的にホームページに軍配が上がります。

ブログと並行して、自社サイトを制作することも検討することをおすすめします。

オフラインマーケティングを併用した集客施策


スマートホンの普及によって、出先でも簡単にインターネットを使って情報収集を行うことができるようになりました。

しかし、未だ新聞の折り込み広告や街頭チラシといった、オフラインマーケティングの効果を無視することもできません。

オンラインとオフラインの両方を上手く活用することをおすすめします。

ただし、オフラインマーケティングは、オンラインに比べてコストがかかります。

対象エリアを広げればその分だけ、コストも膨らんでしまうため、見込める集客効果とかかる費用のバランスを意識して、利用するようにしてください。

看板の設置

看板は一度設置すると、継続的に集客効果が期待できます。

看板の大きさや設置場所によっては初期費用が大きくなりますが、印象に残る看板は設置費用に見合った効果を発揮してくれるでしょう。

ただし、条例によって看板が設置できない地域もありますので、看板の制作を依頼する前に設置条件などをしっかりと確認してください。

チラシの配布

チラシの配布は街頭でのハンディングや住居へのポスティングなどに加えて、新聞の折り込み広告もあります。

業者に依頼するよりも、お店のスタッフにアイドルタイムを使って配布してもらうことで、費用を抑えることが可能です。

最もオーソドックスなオフライン集客方法ですが、しっかりと効果は期待できます。

ポイントカードやクーポンを発行する

ポイントカードやクーポンの発行は、リピーターの獲得に有効な手段です。

もちろん、フリーペーパーにクーポンを掲載することで、新規客の獲得を期待することはできますが、クーポンがないと来店しない消費者は客単価を下げる原因となります。

値引きによる集客には頼りすぎないように、使い方に注意して活用してください。

まとめ

SEO対策は飲食店のブログ運営に欠かせない要素ですが、その他のサービスと併用することによって効果はさらに高まります。

また、SNSや自店サイトの活用だけでなく、オフラインの集客ツールの併用も検討すると良いでしょう。