【ブログ運用】飲食店ブログを導入したら最初にやるべきこと

ブログを導入し運用を始めたら、まずはブログの認知度を上げ、読者を増やすことを目標とします。

しかし、まめに更新しているのに少しも読者が増えないという場合があります。

そこで今回はブログ運用の基本と、ブログの認知度を上げ、読まれるブログに成長させる方法について見ていきましょう。

飲食店ブログの基本


飲食店がブログを始める目的は、あくまでも集客にあります。

決して趣味で記事を更新しているわけではありませんので、読者を増やして、来店してもらうように仕向けなければなりません。

根気強く更新を続けていれば、確かに読者は増えていくでしょう。

しかし、少しでも早く収益に結び付けようと思うならば、意図的にブログへとユーザーを呼び込むことを検討すべきです。

SNSとの連携

始めたばかりのブログは、なかなか読者が集まりません。

そこで、SNSの拡散力を使って、ブログを始めたことを告知したり、更新する度にSNSでも配信したりすることで、効率よく読者を増やすことができます。

なお、どのSNSを使うかによって効果は異なります。

利用者の年齢層も異なりますし、どのような内容を配信できるのかも様々です。

例えば、Instagramは、10代・20代のユーザーが多く、文字ではなく写真や短い動画での投稿がメインとなるでしょう。

また、Twitterは140文字という制限があるので、少ない文字数でインパクトのある言葉を考える必要があります。

それぞれの特徴に合わせて、効果的な配信方法を考える必要があるでしょう。

グルメサイトとの連携

利用する飲食店の検索や検討をするときに、グルメサイトを活用する人は多いため、グルメサイトからブログへと誘導するように、連携しておくと良いでしょう。

ただし、グルメサイトもそれぞれに特徴がありますので、使い分けが必要です。

pontaポイントが使えるホットペッパーグルメと、高級感のあるヒトサラではユーザー層が異なります。

どのような客層をターゲットにしているのか、もしくは、これから狙う客層に合わせて使い分けるようにしてください。

定期的な更新でブログを育てる

ブログの良いところは、書いた記事が残り続けるという点にあります。

過去に書いた記事でも、そこに書かれている情報を必要とする人の目に留まれば、さらに遡って過去の記事が読まれる場合もあり、そこからブログのファンになってもらえる可能性があります。

更新すればするほど、検索される確率は上がり、それに伴ってファンも確実に増えていくでしょう。

逆に、あまり更新されないブログでは、読者はなかなか増えません。

適度な更新頻度を保つことが、ブログ運用の最も基本的なポイントと言えるでしょう。

ブログから集客へと繫がる道筋を作る

ブログの運用で忘れてはいけないことは、集客を目的としているということです。

ブログを読んでもらえたことがゴールなのではなく、お店に来てもらうまでの筋道が必要になります。

もちろん、読者が知りたい情報を提供することは必要なことですが、ブログを読んで満足されてもお店としては困ってしまいます。

では、具体的にどのようなことに注意すれば、読者を来店に導くブログとなるのか、そのポイントを紹介します。

O2O(オーツーオー)でブログからリアル店舗へ誘導する


O2Oとはオンラインからオフラインへ誘導するという意味です。

わかりやすい具体例としては、オンライン上でクーポンを発行して、店舗で使ってもらうなどがあります。

スマホの普及の影響もあって、多くの人がオンラインで情報を取得することが簡単になりました。

ネットで検索するだけに終わらせず、上手に店舗まで導いていく必要があるのです。

オンラインからリアル店舗への流入戦略を図る

これだけネット環境が整っている現代で生きていれば、O2Oが重要だということは、すぐに理解できると思います。

しかし、オンラインクーポンを作ったら、すぐにオンラインから新規客がお店に流れ込んでくるかと言うと、そう簡単なものでもありません。

しっかりとした流入戦略を立てなければ、ユーザーには全く響かないのです。

ターゲットを明確にする

戦略を練るためには、ターゲットをしっかりと定めることが重要です。

多様化がすすんでいる現代で、誰もが満足する万能なサービスを考えるのは難しいでしょう。

誰でも喜んでもらえるサービスを打ち出そうとすると、逆に誰からも見向きもされないサービスになってしまう可能性も十分にあります。

しっかりとターゲットを絞り込み、特定の人の興味を満たせるような戦略を考えましょう。

顧客のニーズを把握する

ターゲットの絞り込みが終わったら、次はできるだけ正確に顧客のニーズを把握するように努めてください。

例えば、クーポンは少しでも安くしたい人のニーズを満たすことはできますが、せっかく外食をするなら、高級感を味わいたいという人のニーズには合っていません。

また、ランチに大盛り無料などのサービスは、お腹いっぱい食べたい人には嬉しくても、体型の維持に気を遣っている人には不要です。

自社が狙うターゲット層にあった正確な顧客ニーズを把握するようにしてください。

自店ウェブサイト制作の検討も

ブログだけでは伝えきれない情報や、ブログよりも効果的に伝えるためにウェブサイトの制作も考えると良いでしょう。

ブログで新メニューやおすすめを紹介することはできますが、全ての商品を掲載するのは向いていません。

このように、ブログよりもウェブサイトの方が得意なジャンルが存在しているため、更新の手間が増えたとしても両方の運営をおすすめします。

消費者が抱えている来店前の不安を解消できるほど、来店率は高くなりますので、消費者にとって有益な情報を伝えることを意識しましょう。

まとめ

ブログの運営を開始した直後は、なかなか読者が増えずに集客効果を感じにくい時期です。

しかし、SNSの拡散力を活かしてブログの認知度を上げたり、グルメサイトと連携したりすることで、短期間で読者を増やして集客に結び付けることもできます。

また、しっかりとターゲットを絞って、顧客のニーズに合わせた更新が大切です。

誰にでも受け入れられるサービスはないと割り切って、特定のニーズに応えましょう。

なお、ブログだけでは不足な部分を補うためにWEBサイトの制作を検討することもおすすめです。