しかし、食べログを利用しているお店では、口コミを集めようと思っても、簡単には口コミが増えなくて困っているお店も多いです。
口コミを書いてもらうのを待っているだけでは、集客しているとは言えません。
積極的に口コミの投稿を促す方法を検討していきましょう。
食べログで良い口コミを増やすための対策
全く口コミがない、もしくは数件しか投稿されていない店舗には、なかなか口コミをする勇気がないという人もいます。
そのため、食べログに情報を掲載したての頃は、口コミが増えない状態が続いてしまうかもしれません。
食べログの特徴は口コミにあるので、良い口コミが増えてからが集客の本番と言えます。
自店の口コミをどうすれば増やせるのか、しっかりと対策を考えることが大切です。
プロフィールには常に正しい情報を乗せる
食べログに掲載されるプロフィールの情報は正確さを重要視してください。
営業時間や定休日が変更になったのに、食べログのプロフィールは古い情報のままにしてしまうなど、ずさんな管理をしているようでは、良い口コミを集めることができません。
食べログに記載されている営業時間内に来店したのにも関わらず、お店が営業していなかった場合、二度と来店したいとは思ってくれません。
ユーザーが安心して来店できるように、プロフィールには正しい情報を掲載するようにしましょう。
魅力的に見える料理の写真や店内の写真でアピール
食べログに掲載しているお店の中には、写真を掲載していない店舗も存在していますが、料理や店内の写真によって来店を決めているユーザーが多いため、魅力的な写真の掲載は必須です。
少しでも料理が美味しそうに、魅力的に見える角度で撮影するなどして来店を促しましょう。
食べログを見た人が「食べてみたい」「人に教えたい」と思えるような写真の投稿を意識して掲載してください。
なお、有料プランに登録すると、写真の掲載枚数を増やすことができます。
料理の写真が多ければ、興味を持ってくれるユーザーも増えますので、予算に余裕があれば、有料プランの利用を検討してみることもおすすめです。
口コミしやすい環境を作る
お得なキャンペーンを利用したいと思っても、口コミに何を書いてよいかわからないと感じてしまうと、投稿を諦めてしまう人もいます。
そのため、口コミに書きやすい情報を提供することを意識しましょう。
例えば、他店にはないお店のオリジナル料理があれば、ここでしか食べることができないという口コミを書くことができますし、珍しいキャンペーンを開催していれば、ネタとして書きやすくなるでしょう。
思わず口コミをしたくなる環境を作っていくことを心がけましょう。
飲食店が食べログで集客する場合の注意点
食べログは利用者も多いので、良質の口コミを集めることができれば、たくさんの新規客を獲得できる可能性があります。
しかし、メリットばかりというわけではなく、いくつかの注意点があります。
利用してから後悔することがないように、事前にデメリットや注意点も確認しておきましょう。
都合の悪い口コミも削除できない
食べログの特徴である口コミはメリットでもありますが、同時にデメリットになる可能性もあります。
それは、お店にとって都合の悪い口コミを削除することができないということです。
口コミの投稿は自由ですので、投稿者が事実とは違った内容を書き込んだとしても残ってしまいます。
しかし、悪い口コミが多少あったとしても、それを打ち消すだけの良い口コミが集まっていれば、集客の妨げになることはありません。
顧客目線の営業を続けていれば、あまり神経質になる必要はないでしょう。
有料プランに入らないと使えない機能が多い
食べログは無料でお店の情報を掲載できることがメリットではありますが、無料プランで使える機能はごく一部しかなく、不便さを感じてしまう可能性があります。
例えば、無料プランは広告が表示されてしまいますし、ネット予約機能も有料プランでしか利用できないため、無料プランが不便に感じたときは、試しに安いプランから導入を検討してみましょう。
リピーターを増やすための対策が必要
口コミを気にして来店するユーザーは新規客がほとんどです。
そのため、食べログから新規顧客を増やすことができても、その後のリピーターを増やす方法は別途考える必要があります。
リピーターは自店の料理の質やサービス内容によって増えていくものです。
新規顧客だけを意識せず、次回も来店してもらえるようなお店作りを常に意識していくことが大切です。
まとめ
自由に投稿できる口コミ機能がある食べログは、初めて行くお店の情報を調べるときに使われることが多いグルメサイトです。
良い口コミがたくさん集まるように自店のサービスを見直し、口コミが集まりやすい環境を作りましょう。
しかし、悪い口コミを削除することができないというデメリットもあります。
悪い口コミに不快感を持つだけではなく、書かれていることに思い当たることがないか、改善していく姿勢も大切です。