飲食店ブログで集客に結びつける運用方法②|運用方法に悩んだときの対処法

集客力を高めるためにブログを始めたのはいいものの、定期的な更新を続けているのに一向に集客効果が得られないと悩むことがあります。

効果がないならブログを止めてしまおうと考えるかもしれませんが、書き溜めたブログはお店の財産です。

更新を止めてしまう前に、ブログの記事を見直してみることや、もっと読者を増やすための戦略を考えましょう。

成功しているブログを参考にしよう!


なかなか集客に結びつかない自店ブログを、改善するための最も簡単な方法は、うまく集客できている他店のブログを参考にすることです。

実際に比較してみることで、どういう点が違うのかを見つけることができるでしょう。

ただ、デザインや記事内容を全く同じにするのではなく、あくまでも参考として、他店ブログとの差別化を意識するようにしてください。

どんなコンテンツがあるのかをチェックする

他店ブログを参考にするときは、どのような内容のコンテンツが公開されているか、しっかりと確認しましょう。

ブログは日記みたいなものだと思っている人も多く、思いつくままにその日の出来事を書いてしまいがちですが、飲食店が集客を目的とするブログを運用するにあたり、内容が個人的な日記で終わってしまっては困ります。

あくまでも、消費者が欲しいと思う情報を提供することが重要です。

どのようなコンテンツを消費者が求めているのか、すぐに把握することは難しいかもしれませんが、成功しているブログを参考にすることで、消費者からの評価が高いコンテンツがどのようなものか調べることができます。

ここで、成功しているブログが発信しているコンテンツをいくつか紹介しますので、参考にしてください。

料理やドリンクなど新作メニューを紹介

ブログはSNSと比較すると、発信できる情報量が多いというメリットがあります。

新メニューを紹介するときも、開発しているときの苦労やおすすめのポイントなど、様々な情報を付け加えて配信することができるでしょう。

また、写真の撮り方を工夫することで、より魅力的に見せることもできます。

成功しているブログを参考にして、カメラアングルや記事の内容を確認してみましょう。

単純な新メニューの紹介だけで終わっていないブログが多いと気付くはずです。

YouTubeに動画を投稿

ブログ記事の中にYouTubeに投稿した動画を埋め込むこともおすすめです。

記事をじっくり読みたい人だけでなく、視覚的な情報の方がなじみやすい人には動画でアプローチする方が良いでしょう。

動画の内容は、飲食店ということを活かした料理レシピや、文章だけでは伝わりにくい店内の雰囲気を紹介するもの、また営業中の調理場の様子など臨場感を伝えることができるのではないでしょうか。

写真はどうしても一面だけを切り取ることになるので、動画でしか伝えることができない情報があります。

いつも流れているBGMとともに撮影された店内は、写真よりもはっきりとしたイメージを与えるでしょう。

問い合わせ先や店舗情報を記載する

魅力的なコンテンツを見た消費者が、行ってみたいと思ったとき、店舗に関する情報が分かりづらくては、せっかく芽生えた来店意欲を損なってしまいます。

店舗の住所やアクセス方法、営業時間、定休日、問い合わせ先などの情報はすぐ確認できるようにし、ブログでは分からなかったことを質問できるように問い合わせページを設けておくことも大切です。

ブログの認知度を上げるためのSNS活用術


まめにブログを更新しているだけでは、なかなかブログの認知度は上がりません。

より多くの人に、しかもできるだけ短期間でブログを見てもらうためには、SNSの高い拡散力を利用すると良いでしょう。

飲食店集客はSNSと相性がいい

SNSはリアルタイムで情報を発信することができるので、飲食店が集客するときのツールとしては非常に使いやすいと言えます。

難しい作業をすることなく、簡単に日替わりのランチメニューを紹介することもできますし、アイドルタイムにお得な情報を配信して呼び込むなど、様々な使い方をすることが可能です。

また、SNSは基本的に無料で使うことができるツールですので、コストを意識する必要がないことも大きなメリットと言えるでしょう。

SNSの特徴を理解して活用する

簡単にSNSと言っても、それぞれが異なる特徴を持っているので意識して使い分けをする必要があります。

例えば、Instagramは画像を配信することに特化しているツールですので、提供している料理の飲み物、商品の写真を発信したり、新しいメニューの紹介したりすることに向いているツールと言えます。

また、Twitterは大きな拡散力を持っているですが、文字制限があるので簡潔に情報をまとめて利用しましょう。

そして、Facebookは他のSNSに比べて利用者の年齢層が高めだと言われています。

ターゲットの年齢層によって、SNSを使い分けることも重要です。

店舗に関する投稿に積極的に対応する

SNSはユーザーが自由に情報を発信し、共有できるツールです。

お気に入りのお店や料理など、消費者が自店に関する情報を発信してくれる場合もあります。

もし、自店について情報を発信しているSNSを見つけたら、積極的に「いいね」や「コメント」を行い感謝の気持ちを伝えましょう。

ただ、場合によって間違った対応をしてしまうと、炎上して集客どころか既存客すら減らしてしまうかもしれません。

言葉遣いなどには十分に注意して、送信する前に読み返すなどの対策をしてください。

グルメサイトからの流入経路も確保する

グルメサイトを使って飲食店を検索する人は多く、利用者の口コミを参考にして、利用する飲食店を決めるということも珍しくありません。

ブログを始めたからグルメサイトを利用しなくても良いということはなく、むしろ読者率の高いグルメサイトからの導線を確保することをおすすめします。

グルメサイトは、ぐるなび・食べログ・ヒトサラ・ホットペッパーグルメなどいろいろな種類があります。

SNSのようにそれぞれが特徴が異なりますので、自店にあったグルメサイトをうまく使い分けることができれば、更に効果的な集客ができるでしょう。

まとめ

ブログの読者がなかなか増えない場合には、コンテンツを工夫することや、導線を増やすことで解決することができます。

集客に成功している飲食店ブログを参考にして、自社のブログのコンテンツをブラッシュアップしましょう。

また、SNSやグルメサイトを使うことによって、ブログの読者を増やすことができます。

それぞれの特徴を理解した上で、上手に使い分けを行っていきましょう。