ブログ運用のメリット・デメリットとは?飲食店の集客に活かす方法③

ブログやサイトは公開しただけでは、なかなか多くの人に見てもらうことは難しく、場合によっては誰にも見てもらえないということもありえます。

せっかく、おすすめメニューや料理人としてのこだわりなどを一生懸命記事にしたとしても、見てくれる人がいなければ意味がありません。

誰も見てくれないからと更新を止めてしまえば、さらに人の目に触れる機会は減少してしまいます。

そこで、ブログ運営はまめな更新と同時に、ブログを多くの人に見てもらうための施策も同時に行う必要がありますので、今回は、どのようにすればブログを読んでもらえるようになるのかについて解説していきます。

ブログ運用で収益化を図る方法を紹介


ブログには親近感を持たせることによって、ユーザーが来店しやすくなるというメリットがあります。

しかし、記事を書いただけで集客につながる訳ではなく、実際に記事を読んでもらい、納得や共感、興味を持ってもらえなければ効果は期待できません。

ここでは、ブログから収益につなげるために必要なことを具体的に解説していきます。

SNSを利用して拡散する

SNSは高い拡散力を持っているツールなので、始めたばかりで認知度の低いブログを多くの人に知ってもらうために利用すると良いでしょう。

とにかく、ブログの存在を多くの人に知ってもらうことが重要です。
記事を投稿した後、何もせずにただ待っているよりも格段に早くブログへの流入を期待することができます。

また、SNSはブログを始めたことを告知するだけでなく、店舗を宣伝することにもなります。

同時に店舗とブログの両方に注目を集めることができるので、積極的にSNSの活用も検討することをおすすめします。

ブログ記事を配信する

では、どのようにしてブログを認知してもらうのかと言うと、Twitter, Facebookに記事を貼り付けて投稿することが最も簡単で手っ取り早い方法です。

ただ、Twitterには140文字という制約があり、記事全文を貼り付けることは難しいことがあります。

そのときは、記事タイトルとブログURLを貼り付けるだけでもかまいません。

最低でもブログ記事を更新したときは、SNSでブログ記事を投稿したことを発信しましょう。

もし、あまり頻繁に更新できないのであれば、過去に投稿した記事を再紹介するという方法もありますので、状況に応じて使い分けても良いでしょう。

SEO対策をする

少しでもブログを見つけてもらいやすくするために、SEO対策を行いましょう。

SEO対策とは、Search Engine Optimizationの頭文字を取ったもので、日本語では「検索エンジン最適化」と言います。

Googleなどの検索エンジンで検索したときに、上位表示されるように行う施策のことで、例えば、利用者に対して価値があるコンテンツを提供したり、外部からの優良なリンクを集めたり、さらには検索エンジンに正しくウェブサイトが評価されるようにするための技術などがあります。

SEO対策は一朝一夕でできるものではありませんが、例えばブログ記事を書くときに、旬な話題について触れたり、SNSで人気のキーワードに関する情報を提供したりするなど、まずは利用者に価値のあるコンテンツを提供することから始めて見ると良いでしょう。

MEO対策をする

MEO対策とは、主にGoogleマップ上に表示される店舗情報において、上位表示されることを目指すものです。

最近ではGoogleで検索するだけでなく、Googleマップを使ってどこに店舗があるのかを調べる人も増えています。

SEO対策に比べてMEO対策をしている店舗は少ないので、できる限り早く取り掛かることで高い効果を期待できるでしょう。

Googleマイビジネスを利用する

Googleマイビジネスは無料で利用できるツールで、営業時間やメニューなどの情報を発信することができます。

ただし、Googleマイビジネスは自分で登録しなくても、自店情報が自動生成されている場合や、Googleマップユーザーが情報を登録し掲載されていることがあります。

そのため、知らない間に口コミや料理の写真なども投稿されていることがあり、中には悪い口コミや誤った情報が掲載されていることもありますが、経営者として承認を受ければ、正しい情報に修正することができます。

仮に悪い口コミが書き込まれていたときても、紳士的に対応することでユーザーから評価されることもあります。

複数のツールを管理する手間はかかりますが、飲食店では積極的に活用したいツールです。

【上級編】O2O(オーツーオー)マーケティングを取り入れてみる


O2Oマーケティングとは、Online to Offlineの頭文字を取って名付けられたもので、オンラインから実店舗であるオフラインへと行動を促すマーケティングです。

誰もがスマホを持っている現代だからこそ高い効果を期待できる方法ですので、ブログの運営に慣れてきたら挑戦してみるのも良いでしょう。

オンラインで予約して店舗へ足を運んでもらう

飲食店で安定した売り上げを得るために重要なことに、予約客を増やすというものがあります。

ただ来店を待つよりも、予約客を多く確保する方が売り上げの予測がしやすくなるでしょう。

消費者目線に立ってみると良くわかると思いますが、電話での予約よりもオンラインでの予約の方が利便性が高いと言えます。

営業時間外でも予約することができることも魅力ですが、電話が苦手という人でもストレスなく予約ができるという点も見逃せません。

また、店側としても電話対応をせずに済むというメリットもあります。

そのほか、テイクアウトの予約ができるモバイルオーダーを取り入れることもおすすめです。

待ち時間なく商品を受け取れるという消費者側のメリットだけでなく、店舗内の限られたスペースを圧迫することなくスムーズに商品を渡せることは店側としても大きなメリットと言えるでしょう。

コロナ禍ではオフラインからオンラインへもあり

飲食店にとって、新型コロナウィルス感染症は経営に大きな打撃を与え、なかなか厳しい状況が続いています。

しかし、この逆境をチャンスに変えることも考えるべきでしょう。

確かに、飲食店に来店する人の数は減っているかもしれませんが、ネットで買い物をする人の数は間違いなく増えています。

これまではオフラインでの販売しかしてこなかった店舗も、この機にオンラインで販売することも視野に入れてみることもおすすめです。

新たな顧客の獲得に結びつけることができるでしょう。

テイクアウトやデリバリーなどを始めたら、ブログやSNSを活用して多くの人にサービスを利用してもらえるように情報を発信していきましょう。

まとめ

ブログは親近感を与えることができるツールですが、更新しているだけで集客に結びつけられる訳ではありません。

頑張って更新した記事は読んでもらってこそ真価を発揮します。
ブログへの流入のために、SNSの活用やSNS・MEO対策などがおすすめです。

ブログの更新に慣れてきたら、オンライン販売にも挑戦してみましょう。