飲食店集客でFacebookを活用するメリット・デメリット①

インターネットやスマホの普及で、必要な情報をいつでもどこでも簡単に調べることができるようになりました。

特に、出張先や旅先で、美味しい食事をしたいときには地元でも人気のある飲食店を、スマホを使って探した経験は、誰でもあるのではないでしょうか。

ただ、お店の基本的な情報が分かっても、メニューや料金帯などが分かりにくく、さらに情報を補うために活躍するのが、SNS上の投稿です。

お店からの情報や、利用者の口コミなど、いろいろな情報を発見することができれば、来店意欲も湧くでしょう。

そこでSNSが、飲食店の集客ツールとして活用されるようになりましたが、今回はFacebookを使った集客についての、メリットについて解説していきます。

Facebookでできること


Facebookを始め、SNSはコミュニケーションを取るために便利なツールです。

中には、Facebookを公式サイトとして活用されている飲食店も多いでしょう。

まずはFacebookの便利な機能について紹介します。

店舗ページの作成

Facebookには個人用だけでなく、店舗用のページも作成することができます。

店舗ページには、クーポンの発行や予約の受付などのように、個人用にはない機能を使うことが可能です。

そして、飲食店のページに必要な商品メニューを作ることもできるなど、SNSの中では非常に多くの情報を掲載することが可能です。

ユーザーの行動を分析できる

Facebookインサイトでは、Facebookのページを見てくれた人はどのような人なのかなどの運用データを分析することができます。

SNSを利用した集客では、その運用結果を分析し、次にどんな企画や施策を行うか検討することが重要です。

これまでFacebookで投稿してきた情報の中で、どのような内容が受け入れられて、どれくらいの反響があったのかなど、顧客ニーズを把握し今後につなげるためにしっかりと分析をしましょう。

広告が出せる

Facebookでは、広告の目的やどのような人に向けて広告を出すのかなど、細かい設定をして広告を出すことができます。

チラシによる集客では、ここまで細かい設定をすることはできません。

自社のターゲットに近いユーザーを選んで広告が出せるので、無駄のない集客ができます。

Facebookのメリット


Facebookに備わっている機能は、飲食店を含め様々な業種で利用できますが、実際にFacebookを利用した集客の、具体的なメリットについて見ていきましょう。

無料で運用できる

チラシを作成し、新聞折り込みやポスティングなどで配布することが一般的な集客方法ですが、この場合はチラシ作成費や折り込み料、ポスティングのための人件費などコストが発生します。

しかし、SNSを利用した集客は基本的に無料で行うことができ、特にFacebookは他のSNSよりも多くの情報を詰め込むことができるため、しっかりと消費者へアピールしていくことができるでしょう。

初めて利用する場合は、本当に集客効果があるのか疑問に思われるかもしれませんが、手間暇は掛かっても、コストが掛からないのですから、試してみる価値はあります。

「始めてみよう」と思い立ったときに、気軽に試すことができるのは大きなメリットと言えるでしょう。

実名登録なので信頼感を得られる

LINEやTwitterなどは、ニックネームや架空の名前でも登録が可能ですが、Facebookは基本的に実名で登録します。

実名での登録は利用者の透明性が高くなり、お互いに安心して利用することができると感じているユーザーは多いでしょう。

互いに信頼感を持って利用することで、Facebookに発信した情報の信憑性も高くなり、情報を受け入れてもらいやすくなります。

複数人での運営が可能

SNSで集客するためには、更新の頻度を保つことが重要です。

しかし、一人だけで更新を続けていくのは簡単なことではありません。

Facebookは複数人で運営することも簡単にできるので、担当者の負担を分散することができます。

ホームページ代わりになる

TwitterやInstagramとは違って、Facebookには簡易的なホームページと言えるほどの情報を詰め込むことができます。

お店のメニューを掲載することはもちろんですが、Facebookで予約を受けることも可能です。

ホームページよりも簡単に設定ができるので、まだ自社サイトを持っていない飲食店には、積極的に導入することをおすすめします。

高い年代層に見てもらえる

Facebookは他のSNSと比べると、利用者の年齢層が高い傾向があります。

年齢層が高くなると、客単価も高くなるなどのメリットがあります。

もし、自店の来店客が若者が多く、もう少し幅広い年代で利用してもらいたいと考えるのであれば、Facebookの導入で集客層の変化が期待できます。

もともとターゲット層が高い年代の場合にもFacebookはおすすめといえます。

まとめ

Facebookには、飲食店の集客に活用できるメリットがたくさんあります。

ネットで飲食店の情報を探している人も多いので、SNSを積極的に活用していきましょう。

Facebookはホームページの代わりにもなり、無料で使うことができます。

コストを最小限におさえるながら、集客ができるので、できるだけ早くFacebookでの集客を始めることをおすすめします。