飲食店の集客にSNSを活用すれば、リアルタイムで旬な情報をいち早くユーザーに届けることができ、集客に結びつけることができます。
SNSの中でも特にTwitterは拡散力が高く、多くの人へ情報を届けたい時に最適なツールと言えます。
この記事では、これからTwitterで集客するために導入する時の基礎知識について紹介します。
Twitterが飲食店集客に向いている理由
導入に入る前に、Twitterが飲食店の集客に向いている根拠について、確認しておきましょう。
ただTwitterを導入するよりも、集客に適している理由を理解した上で活用する方が、より効果よく運用していくことができるでしょう。
Twitterの特徴に触れながら解説していきます。
ユーザー数の多さ
日本におけるTwitterの利用者は、2017年時点で4500万人ほどで、Twitterはこの年以降の利用者数を発表していません。
しかし、SNSの利用者数は年々増加傾向にありますので、Twitterにおいても、現在はこの数字以上の人々が利用していると推定できます。
また、Twitterの利用者は若年層が多いと言われていますが、昨今は40、50代の利用者も増えています。
いずれにしろ、これだけ多くの消費者に対して、自店の宣伝を費用をかけずに行うことができるのですから、飲食店業界において、Twitterは集客ツールとしてマストアイテムと言えるでしょう。
拡散されやすい
Twitterは自分が思ったことをツイートするだけではなく、他人のツイートの中で気になったものをフォロワーに紹介するリツイート(RT)という機能が備わっています。
リツイートされることによって、直接のフォロワー以外のTwitterユーザーにも情報が広がっていくことが、Twitterの最大の特徴と言えるでしょう。
上手く活用できれば、短期間で有名店になる可能性もあります。
リアルタイムな情報がやり取りできる
Twitterを使えば、日時に拘ることなく、好きなタイミングで情報を発信することができます。
極端な話をすれば、今夜実施するイベントを昼頃に思いついたときに、すぐにツイートして、イベントを告知することができるわけです。
そんなに都合良くはいかないだろうと思うかもしれませんが、今日の夜に外食するしようと思っているけど、お店が決まっていないというユーザーがいたとしたら、十分に来店してもらえる可能性はあるでしょう。
Twitterの導入方法
飲食店集客におけるTwitterの魅力がわかったら、さっそく導入してみましょう。
難しい作業はありませんが、ひとつずつ確認していきましょう。
Twitterアカウントを取得
まずはアカウントを取得します。
Twitterの公式サイト(https://twitter.com/)にアクセスしたら、「呼び名(ニックネームも可)」「電話番号またはメールアドレス」「パスワード」の3つの項目を入力して、アカウント作成のボタンをクリックしましょう。
その後は、画面に表示される案内にしたがって、興味のある言葉やフォローするなどの作業を行います。
最後に、登録したメールアドレスにメールアドレスを確認するためのメールが届きますので、メール内で指定されたURLをクリックし、メールアドレスの確認を行いましょう。
これでTwitterアカウントが開設されます。
プロフィール画像・カバー画像の設定
企業用のアカウントですので、見栄えの良さは重要です。
プロフィール画像とカバー画像の設定は必ず行っておきましょう。
なお、プロフィール画像は400×400ピクセル、カバー画像は1500×500ピクセルの大きさが推奨されています。
いくつかのパターンを試してみて、最適な画像を選ぶようにしてください。
店舗の紹介文は簡潔にまとめる
集客するためのアカウントですので、紹介文をしっかりと書きたいと思うのは当然のことでしょう。
しかし、Twitterの紹介文は160文字という制限があります。
簡潔にまとめなければ160文字に収まらなくなりますので、要点を絞って書くようにしましょう。
ツイートするときのポイント
アカウントを取得したら、実際にツイートして集客をはじめましょう。
闇雲にツイートを繰り返すのではなく、いくつかのポイントを抑えることで効率よく集客をすることができるようになります。
店舗の公式アカウントなら店舗に関することを
あくまでも店舗用のアカウントだということを忘れないでください。
基本的にユーザーが求めているのは、お店に関する情報です。
個人的なツイートをしてしまうと、フォローしない人も実際にいます。
フォロワーの数は重要ですので、店舗の情報をツイートすることに徹するようにしましょう。
ハッシュタグを上手に使う
ハッシュタグといって、特定のキーワードの頭に#をつけて配信することも重要です。
#をつけることによって、そのキーワードに興味がある人が検索しやすくなります。
ターゲットが興味を持っているキーワードに#をつけると効果的です。
写真や動画を貼り付ける
Twitterには140文字という制限があるため、文字だけで伝えることは難しいときは、写真や動画を投稿してみましょう。
新メニューやおすすめのメニューは写真の方が興味を持ってもらえますし、店内を短時間の動画で紹介することなどもできます。
関連サイトのURLを貼り付ける
掲載できる情報量という点では、SNSよりもホームページの方が圧倒的に優れています。
Twitterは認知度を高めるために利用して、最終的には公式サイトへと誘導することが望ましいと言えます。
まとめ
TwitterはSNSの中でも高い拡散力を持っているので、お店の知名度を高めために最適なツールと言えます。
アカウントの開設も簡単にできますので、まずはアカウントを登録してみましょう。
ただしプロフィールの紹介文やツイートできる文字数には制限がありますので、文字によるツイートだけでなく、ハッシュタグや写真、画像を投稿するのもおすすめです。