飲食店が集客対策にTwitterを使うメリット・デメリット②|最初に抑えておきたいTwitterの機能と注意点

SNSの中でもTwitterは高い拡散力を誇ることから、短期間で飲食店の認知度を高められる可能性があります。

一方で、投稿内容によって炎上してしまう危険性はありますが、不用意な発言にさえ注意すれば、大変集客に役立つツールです。

これからTwitterを集客に活用するつもりなら、まずは数あるTwitterの機能をしっかりと確認し、使いこなせるようにしておきましょう。

初めてTwitterを利用するときに知っておきたいこと


Twitterは気になったことや、伝えたいことを気軽に発信できるツールです。

ではもう少し具体的にTwitterの持つ機能を確認し、集客に役立てていきましょう。

Twitterの用語と機能の使い方

基本となりますが、Twitterを使うときに知っておくべき用語や機能を紹介します。

また、集客に結びつける使い方や、注意すべきポイントなどもあわせて紹介していきます。

ツイート

ツイートは140文字以内で、自分が伝えたいことを発信する機能です。

ツイートの内容は自由ですから、飲食店ならイベントの告知や新メニュ―の発表などに使えるでしょう。

文字数が限られているので、伝えたいことが多くても情報をコンパクトにまとめ、インパクトのある内容にしてください。

ただし、文字数を意識しすぎたあまり文章を短くした結果、正しく意味が伝わらず、誤解されてしまう可能性もあるため注意しましょう。

リツイート

リツイートは、気に入った他人のツイートを自分のフォロワーと共有できる機能で、自分のツイートをリツイートすることもできます。

自店で発信したツイートを気に入ってくれた人がリツイートしてくれれば、その人に繋がる人へと情報が拡散されていきますので、リツイートしたくなる内容を考えることが集客の鍵といえます。

ハッシュタグ

#をつけて投稿することにより、特定のキーワードに関するツイートを探している人に情報を届けやすくなります。

なお、ハッシュタグを使ってプレゼントを行うなど、ハッシュタグイベントを開催することで知名度を上げることもできます。

イベントは広告だと認識されにくく、あからさまな広告よりも効果が高いと言われています。

ダイレクトメッセージ(DM)

ツイートは一般公開されますが、DMを使うと特定の人と非公開の会話をすることができます。

DMを送ることができる相手は、フォロワーもしくは全てのアカウントからDMを受信できるように設定しているユーザー、そして、過去にDMのやりとりがあるユーザーとなります。

フォロワーの属性に合わせて送信する内容を変更したいときなどに便利です。

フォロー・フォローバック

フォローとは、自分にとって有益な情報を定期的に発信しているアカウントをお気に入りとして登録する機能です。

また、フォローしてくれた相手のアカウントを、こちらからフォローすることをフォローバックといいます。

飲食店の場合、たくさんフォローされることが知名度の高さに比例すると言えるでしょう。

リプライ

リプライとは、@をつけることによって特定のユーザーに向けて返信を行うことです。

DMとの違いは、リプライで返信した場合は他のユーザーもその内容を見ることができるため、リプライの相手だけでなく、その他の人達への配慮も必要となります。

飲食店としてリプライするということは、接客の延長だということを忘れないようにしましょう。

いいね

「いいね」は自分が気に入ったツイートを評価するシステムです。

たくさんの「いいね」を集めることができれば、顧客のニーズを満たせる情報発信ができていると判断できるでしょう。

スパム

スパムは迷惑行為のことです。

ツイートやDMの内容に問題がある場合など、受け取ったユーザーはスパム報告ができます。

スパムだと判断されるとアカウントが使用できなくなるので注意しましょう。

特に同一内容を短期間に何度もツイートしてしまうと、スパムとして判断される可能性があるので十分に注意が必要です。

ブロック

ブロックはフォローの解除やツイートの閲覧の禁止、DMの送信をできなくするといった対応を取ることができる機能です。

飲食店のアカウントがブロックされたとしたら、DMを受け取りたくないなどの原因が考えられますので、送信する内容を見直す良い機会としてとらえましょう。

Twitterを利用する際の注意点


Twitterは気軽に情報発信ができる便利なSNSですが、間違った使い方をしてしまうと集客どころか既存の顧客も減らすことになってしまいます。

これから紹介する内容には十分に気を付けて、ユーザーに有益な情報を発信することを心がけましょう。

マナーに配慮する必要がある

自店の集客にばかり気が向いていると、知らない内に誰かの気分を害してしまう、不快なツイートをしてしまう可能性があります。

例えば、何気ないツイートであっても、同業他社の批判だと受け取られてしまうこともあります。

最低限のマナーを守り、言葉遣いも気を配ってツイートしましょう。

炎上に気を付ける

Twitterは拡散力のあるSNSですから、一度でも炎上してしまうと沈静化するまでが大変です。

顧客からの信頼を失ってしまうので、営業を続けられない程の打撃を受けてしまうかもしれません。

炎上を避けるために読み返してからツイートしましょう。

店舗のアカウントであることを忘れない

初めは緊張感を持っていたとしても、慣れてくるとお店の看板を背負っているという感覚が鈍ってきてしまうものです。

つい、個人的に気になってリツイートしたことが問題になる可能性も充分にあります。

あくまでも集客しているという意識を忘れてはいけません。

まとめ

TwitterはSNSの中でも、非常に拡散力が強いという特徴があります。

短い文章をツイートするだけのシンプルな機能がメインですが、ハッシュタグを活用して認知度を一気に高めることも可能です。

ただし、何気ない発言が炎上に繋がり、最悪の場合既存客まで失いかねませんので、発信内容には十分注意し、ツイートする前に一度読み返すようにしましょう。