LINE公式アカウントは、友だち登録をしてもらうことで、いつでも手軽にアプローチできるという利点があります。
POP告知やWEBなどで友だちを増やしたら、LINE公式アカウントに備わっている機能をフルに活用して集客を行っていきましょう。
この記事では、具体的にどのように集客していくのか、ポイントをまとめて紹介します。
成功している店舗のLINE公式アカウントの活用術
LINEをどうやって活用すべきか悩んでいる場合は、成功例を参考にすることがおすすめです。
成功している=顧客のニーズを満たしているということですから、どのようなことをすれば顧客に喜ばれるかを知るきっかけとなるでしょう。
まずは告知をしっかりする
一番基本的なことですが、お店のLIEN公式アカウントを開設したことを周知することが重要です。
LINE公式アカウントでも認証済アカウントであれば、アプリ内で検索すると、検索結果に表示されますが、未認証アカウントの場合は表示されません。
どちらにしろ、LINE公式アカウント開設後は友だち登録を促すPOPを設置したり、他のSNSやWEBサイトに掲載して、アカウントの存在をアピールしましょう。
登録者数が増えなければ、イベントの告知や割引券などを発券しても、情報を利用者に届けることができません。
店内にQRコードを設置する
LINEの友だち登録は、カメラでQRコードを読み込むだけの簡単作業です。
すぐに登録ができるように、店内にQRコードを設置して友だち登録を促しましょう。
なお、認証済アカウントであれば、QRコード付きのポスターを管理画面からダウンロードして、利用することができます。
未認証アカウントはQRコードのみの利用が可能です。
LINEを使ったデリバリーの受付
コロナ禍において、不要不急の外出を避ける必要があることから、デリバリーの需要が高まっています。
新たにテイクアウトやデリバリーサービスを始めたという飲食店も多いでしょう。
テイクアウトもデリバリーも、利用するためには注文や予約を行いますが、昨今は電話をかけることに苦手意識を持っている人も増えており、ネットを利用した注文方法が好まれる傾向にあります。
LINE公式アカウントには、連携して利用する「Lテイクアウト&オーダー」を導入することで、テイクアウトやデリバリーの注文を受けることが出来る有料サービスがあります。
特定の時間に行列ができるお店であれば整理券の発行や、LINE Payでの事前決済を導入することもできます。
友だち登録者へのサービスの提供
集客のためのLINE運用は、友だち登録者数を増やすことと、登録後にブロックされないように気を付けることがポイントとなります。
登録したものの、利用者にとって友だちでいるメリットがないとなれば、ブロックされてしまう可能性があります。
そこで、登録者でいてもらうためのメリットを、利用者に提供できるかどうかが重要です。
友だち登録者にクーポンや割引券を配布
クーポンや割引券は、簡単に顧客ニーズを満たすことができるサービスです。
利用者にとって安く利用できるだけでなく、経営者にとっても、これから売り出したい、力を入れていきたい商品についての割引券を配布して、認知度や利用率を高めるといった使い方もできるでしょう。
登録人数に応じた企画をする
例えば、「お友だち登録100人達成キャンペーン」など、一定の登録者数を達成した場合に、何かしらの特典を設けるなどのイベントも効果的です。
知人に友だち登録をすすめてくれるケースや、LINE以外のSNSで拡散してくれる可能性もあります。
企画内容によっては、大きな話題となって店舗の認知度が一気に高まる可能性があるので、ユニークな企画などを考えるとよいでしょう。
定期的なメッセージ配信とLINEで予約受付
自店を繰り返し利用してもらうために、定期的に情報を発信していくことが重要です。
季節の新商品の告知や、日替わり商品の紹介など、利用者の気を惹くメッセージを配信し来店を促しましょう。
メッセージの内容には商品紹介だけでなく、予約を促す文章を付け加えるのも効果的です。
例えば、予約特典を付けるという手段があります。
友だちの属性を分析して企画を立てる
インターネットとスマートホンの普及により、いつでもどこでも様々な情報が手に入るようになったために、消費者のニーズは多様化が進んでいます。
万人に受け入れられる企画を立てることは難しく、ターゲットを絞り込んで集客を行うことが効率よいと言えます。
そこで、自店のLINE公式アカウントを友だち登録してくれている人はどのような属性を持っているのかを分析した上で、メッセージの送信内容を決めたり、キャンペーンを企画したりするようにしましょう。
LINEの運用を外部へ委託するのもアリ
LINEで効率よく集客するためには、分析してより良いメッセージや企画を考えるなどの労力と時間が必要になります。
広報だけを担当するスタッフを配置することができるのであれば問題ありませんが、全ての企業にそれだけの人的な余裕があるとは限りません。
飲食店の業務にだけ集中するために、LINEの運用を外部に委託するという方法もあります。
リッチメニューや自動応答メッセージの設定など、ちょっと複雑な作業も委託してしまった方が完成度の高いものが作れるというメリットもあります。
まとめ
LINEで集客するコツを知りたいなら、すでにLINEでの集客に成功している企業を参考にすることがおすすめです。
友だち登録者を増やして、ブロックされないように注意していけば、確実に集客力のあるアカウントになっていくでしょう。
もし、飲食店の業務に集中したい場合は、LINEの運用を外部に委託することも検討してみましょう。