飲食店の集客計画にはどんなものがある?計画タイミングと作成方法も紹介①

「広告だけで人が集まる」。
飲食店の集客は、そんな簡単なものではありません。
年間行事から広告を打つタイミングをはかるなど、計画性のある販促行動が必要です。

しかし、実際に計画を立てると言っても、なかなかイメージが湧かない人もいるでしょう。

この記事では集客のための販促スケジュールの立て方から、「集客イベント」「集客アイデア」「集客ツール」など、抑えておきたい基本事項をご紹介します。

飲食店経営での集客方法に必要なものとは

必要なもの
集客という言葉を聞いたときに、なんとなくイメージはできたとしても、具体的に何をすればいいのか思い浮かぶ人は少ないのではないでしょうか。
また、現在、効果的な集客ができていないのであれば、必要なものを知らないのかもしれません。
まずは、集客に必要な3つのポイントを確認していきましょう。

イベント企画

イベントの企画は、飲食店の経営者であれば誰でも考えたことがある集客方法でしょう。しかし、イベントを企画するにしても、販促を意識した内容でなければ、全く意味がありません。
ただ、経費を無駄にしただけで終わらないようにするためには、このイベントに参加したいと思わせるようなコンセプトが必要です。
そして、初めて行くお店に一人で来ても大丈夫と感じさせるような配慮も必要でしょう。

集客ツール

どれだけ良いイベントを企画したとしても、イベントの開催そのものを周知しなければ、顧客獲得にはつながりません。
そこで、様々なツールを使って、イベント開催を告知し、未来の顧客に対して積極的にアピールしていくことが重要です。

拡散力のあるFacebookやTwitterなどのSNSを活用するほか、自社ホームページに情報を掲載することも考えられます。
このとき、より多くの人に自社ホームページを見てもらうために、例えば事前にグルメサイトに登録しておき、そこから自社ホームページへと誘導するなどの工夫が必要です。

このほか、インターネット以外のアナログ的な集客方法でも、十分に集客することはできます。
チラシの配布やポスティングなどは、地味ですが未だに根強い集客ツールですし、特典付きの紹介カードを作成して、既存顧客から新規客へと広げていく方法などもあります。
ネットの普及は著しいですが、中には苦手な人もいますので、ターゲット層に合った集客ツールを使用するようにしましょう。

看板メニュー開発やアイデア

他店に劣らない看板メニューは、飲食店には欠かせない要素です。
飲食店の売り上げを伸ばすには、新規客をいかにリピート客にするかが重要となります。
「また行きたい」「もう一度食べたい」と思わせることができれば、新規客はSNSで情報を拡散して、新規客を呼んでくれます。
ただし、悪い印象を受けた場合もたちまちSNSで情報共有がされてしまいますので、看板メニューは店舗全体で盛り上げていかなければなりません。

また、看板メニューを開発するにあたって、独自のアイデアを取り込むようにしてください。
どれだけ美味しくても、それだけでは魅力に欠けます。
付加価値として、量の多さにバリエーションを持たせたり健康的な要素を加えたり、あるいはレアな食材を使ってみたりするなど、他店にはない独自性を押し出しましょう。

集客のための販促スケジュールの立て方

スケジュール
販促のための費用を無限に使うことはできません。
そこで、限られた資金の中で最も効率よく集客するために、効果が高い時期を狙ってイベントを行うといった工夫が必要です。

1年間の中でどのような販促スケジュールにするのかを考えるときに、どのようのポイントに注目すべきか見ていきましょう。

年間の行事を割り出す

まずは、1年間でどのような行事があるのかを全て調べましょう。
このときに、クリスマスなどのような全国的に行われている行事だけでなく、地元で開催されているお祭りやお店の周年祭なども取り入れてください。
全体を把握しておけば、どの行事に合わせてどれくらいの費用を使って販促を行うべきかなどを考えることができます。

販促計画の作成方法

販促計画を立てるときにまず参考になるのが、前年度の売り上げ計画です。
計画通りに前年度の売り上げが伸びていれば、全体的な計画はそのまま継続して問題なく、思うように売り上げが伸びなかった時期について見直しを行います。
何が良くなかったのかを分析して、今年度は改善できるように計画を立てましょう。

なお、前年度に細かな売上計画を立てていない場合は、前年度の売り上げを元に、計画を立てると良いでしょう。

販促スケジュール作成時の注意点

販促スケジュールを考える上で、イベントを行う頻度(回数)に注意します。
年間を通してイベント回数が多すぎると、イベント以外は来店してくれなくなる可能性があります。

また、行事に合わせてイベントを企画する場合は、タイミングが重要です。
早すぎれば記憶から薄れてしまい、遅すぎると十分周知される前に行事本番を迎えてしまう可能性があります。

このほか、イベント内容によってお店のイメージが大きく変わってしまうケースもありますので、店舗イメージにマッチしたイベントを企画しましょう。

飲食店への目的性を把握することも戦略的に大事

たまたま店の前を通りかかり気になって来店した場合と、予約をした上で来店した場合では、顧客の店舗に対する思いは大きく異なります。
一般的には高級なイメージのあるフレンチレストランやウナギ屋、割烹料理店などは予約が入りやすく、反対にカフェや大衆居酒屋は敷居が低いので、予約なしで来店する人が多くなるでしょう。

日頃から予約客が多いのであれば、いかに予約してもらうかに力を注いだ方が効果的に集客できますし、ふらっと立ち寄って欲しいのであれば、入りやすい店構えや雰囲気にするなどの戦略が立てられます。

まとめ

集客を計画するときには、イベントを企画することやどの集客ツールを使うか、他店と差別化をする商品を検討する必要があります。

また、集客に使うための経費は無限ではないため、どのようなペースで集客を行うかを年間とおして計画することも大切です。

昨年の情報を参考にしながら、重点的に行った方が良い集客方法や減らした方が良いものを決めて、最適化を行うようにしてください。

次回は飲食店の集客におすすめなイベントについて解説します。