Web集客に使える用語集:Google Analytics②|飲食店のためのGoogle Analyticsの使い方

無料で使えて高度なアクセス解析が可能なGoogle Analyticsですが「導入方法や使い方がいまいちわからない」という人も多いようです。

この記事では、Google Analytics初心者のために、設定方法や基本的な使い方について解説していきます。

Google Analyticsで最初にやっておくべき設定

まずは、Google Analyticsを最初に使い始める時に設定すべき項目について解説していきます。

設定をしっかりとしておかないとアクセス解析が上手くできませんので、基本の設定方法を必ず確認しておきましょう。

アカウントの設定

アカウント設定の中でも最優先に行っておくべき項目が、データ共有設定です。

複数の項目がありますが、推奨と記載されている項目には全てチェックを入れておくことをおすすめします。

専門的な用語が使われて分かりにくい部分もありますが、Googleからサポートを受けるために必要な項目も含まれているため、推奨項目には基本的にチェックを入れておきましょう。

プロパティ設定

プロパティ設定では、「プロパティ名」「デフォルトのURL」「デフォルトのビュー」「業種」の4つの項目の設定を行うことができます。

まず、プロパティ名ですが、特に制限はないので、サイト名をそのまま使って問題ありません。

次のデフォルトURLはトップページのURLが入力されていれることを確認してください。

ただし、URL最後の「/(スラッシュ)」は削除しておきましょう。

デフォルトビューは、特に設定する必要はなく、業種は該当するものを選択すればOKです。

トラッキング情報

続いてトラッキング情報についても確認していきます。

トラッキング情報では「データ収集」と「データ保持」の2つの項目の設定を行っておきましょう。

まず、データ収集の項目では、「Googleシグナルで使用するデータ収集」を「オン」にしてください。

通常であれば同じユーザーがスマホとPCでサイトを訪問したときに、別のユーザーとしてカウントされてしまいますが、この項目をオンにすることで同じユーザーとして認識することができるようになります。

次に、データ保持ですが、何も設定しなければ集めた情報は26か月で削除されてしまいます。

しかし、「自動的に期限切れにならない」に設定しておくことで、手動で削除しない限りはデータを保持することができるようになります。

Google Search Consoleとの連携設定

Google Search Consoleは無料で利用することができるツールで、検索されているキーワードなどをより深く分析することができます。

Google Analyticsと連携させることで、より高度な分析ができるようになり、検索順位を上げるために何をすべきかも見えてくるため、必ず連携設定を行っておきましょう。

具体的な設定方法は、プロパティ設定の中にある「Google Search Consoleを調整」をクリックして、その後に表示されるページで「追加」をクリックするだけです。

飲食店のためのGoogleアナリティクスの基本的な使い方

初期設定が無事完了したら、実際にどうやってGoogle Analyticsを使っていくのかをマスターしましょう。

ここでは初心者が最低限には知っておくべき基本的な使い方を初回していきます。

利用しているユーザー数やアクセス数などの確認

Google Analyticsでまず確認したいのが、どれくらいのユーザーがサイトを見に来てくれているかという項目です。

どれだけ頑張って作ったサイトであっても多くの人に見てもらえなければ意味がありません。

「ユーザー」のタブの中にある「概要」から、どれくらいのアクセスがあるのかを確認しましょう。

ページのアクセス数を確認する

サイトに訪問しているユーザー数だけでなく、ページごとのアクセス数も確認してください。

人気のあるページとないページの区別をつけることができますので、サイトの改善を検討するときに、どのページから着手すべきかがわかるでしょう。

なお、ページごとのアクセス数を確認するためには、「行動」のタブから「サイトコンテンツ」へと進み、「すべてページ」をクリックしてください。

どのサイトからきたユーザーなのかを確認する

ユーザーがどうやってサイトにたどり着いたのかを確認することで、広告が上手く機能しているのかなどを把握することができます。

確認方法は、「集客」のタブから「すべてのトラフィック」の「チャネル」をクリックです。

なお、どの項目がどのような意味を示しているのかが、初心者にもわかるように表にまとめておきますので、内容を確認するときの参考にしてください。

Organic Search 検索エンジンを使って検索してサイトに訪問した数
Direct何かに掲載されているURLやQRコードから訪問した数
Referral自社サイト以外から流れてきたユーザーの数
SocialSNSを見て訪問したユーザーの数
Paid Search広告を見てサイトに訪問したユーザーの数

 

検索キーワードを確認する

どのような検索キーワードを使って、ユーザーがサイトにたどり着いたのかを知ることができれば、検索順位を高くすることもできますし、ユーザーが興味を持っていることを知るきっかけにもなるでしょう。

確認方法は、「集客」から「キャンペーン」へと進み「オーガニック検索キーワード」をクリックしてください。

まとめ

無料で使うことができるGoogle Analyticsは、初心者でも気軽に使うことができますが、解析できる項目がとても豊富なため、少し分かりにくい部分も多いです。

この記事でご紹介した、すぐに行っておくべき初期設定や、最低限は確認しなければならない項目をチェックし、自店のサイトのアクセス解析に活用して下さい。