【飲食ポータル】集客のための食べログ活用法

4大グルメサイトのひとつである食べログは、2005年にサービスを開始してから多くの利用者に愛用されています。

そのため飲食店にとっても、食べログを活用することで、集客効果を見込むことが可能です。

この記事では、数あるグルメサイトの中でも、店舗掲載数が最も多い食べログの活用方法について紹介していきます。

食べログと他グルメサイトの違いを確認し、最大限に特徴を活かして、来客数を伸ばしましょう。

食べログと他グルメサイトの違い


グルメサイトはそれぞれに特徴があります。

複数のグルメサイトを利用するにしても、それぞれの特徴をしっかり抑えた上で運用を行うことで、より集客効果を実感することができるでしょう。

そこで、最大規模の飲食ポータルである食べログには、他グルメサイトとどこが違うのかを見ていきましょう。

圧倒的な利用者数と店舗掲載数

食べログの最大の特徴といえるのが、サイト利用者の数と紹介されている店舗の数の多さです。

飲食店について知りたいのなら、食べログで調べれば、飲食店情報だけでなく利用者の口コミも同時に調べることができ、そのお店に関する生の声を知ることができます。

なぜ、これだけ多くの店舗が掲載されているかというと、飲食店が自ら登録するだけでなく、利用者も登録されていない飲食店があれば、自由に登録することができるからです。

そのため、利用者はインターネット上では見かけることが少ない、知られていない穴場の飲食店情報も手に入ることができるといったメリットもあることから、多くの利用者に活用されているわけです。

老若男女問わない利用者層の幅広さ

利用者数が多いことの秘密は、ユーザー層の広さにあります。

幅広い範囲のユーザーがいるということは、お店のターゲットにアピールすることが、比較的に簡単だからです。

若者などの限られた層に偏っていると、思うように集客できない可能性もありますが、食べログに関しては、そのような心配をする必要はありません。

信頼性の高い口コミ機能

食べログの評価は、ユーザーの口コミによって決まりますが、単純な計算によって決まるわけではありません。

口コミの投稿が多いユーザーからの評価を重視するなど、食べログ独自の計算方式によって算出されます。

このシステムによって、信頼性の高い評価をつけることができるので、食べログはユーザーからの高い支持を得ているといえるでしょう。

食べログを利用した集客活用のポイント


食べログの利用者がずば抜けて多いことを考えると、確かにお店の情報を掲載するだけでも、集客効果を得られる可能性はあります。

しかし、何も戦略を練らずに利用するよりも、集客のポイントを抑えて食べログを活用した方が、より上手く集客できるはずです。

ここでは、最低限度のやっておくべきポイントを紹介しますので、積極的に実行してください。

店舗情報を充実させる

ユーザーが欲しいと考える情報を、一通り網羅しておくことは重要です。

例えば、お店に行ってみたら定休日だったという事態を避けるためには、正しい営業時間や定休日といった情報は必須です。

他にも、個室があるのかどうかや、子ども連れでも大丈夫か、また店舗までのわかりやすいアクセスマップなど、ユーザー目線ので情報を充実させましょう。

来店したくなる仕組み作り

お店の認知度を高めることは、非常に重要なことです。しかし、最も大事なことは、お店まで足を運んでもらうことです。

どうやって、食べログを見てくれた人を、お店まで誘導するのかを考えなければ、売り上げに結び付けることはできないでしょう。

そのためには、メニューやサービス内容についてわかりやすく表示しておくことや、クーポンを発行やポイントカードの作成などで、お得感を出すことを検討することも重要です。

ネガティブコメントへの対応

ユーザーは自由に口コミを投稿することができるので、お店にとって不利なコメントが書き込まれる可能性も充分にあります。

しかし、食べログではお店に不利だという理由で、口コミを削除することはできません。

そのため悪い口コミが投稿されてしまうと、客足を遠ざけてしまう要因になってしまう可能性があります。

ただ、中には個人的なトラブルやクレームを口コミとして投稿するケースもあり、いわゆる風評被害になりかねない口コミは、ガイドライン違反として削除申請を行うことができます。

食べログの口コミは、実際に提供された食事内容が具体的に書かれていないと,ガイドライン違反となりますので、そういった口コミが投稿されたら、食べログへ連絡し削除申請を行いましょう。

分析結果を運用に活かす

食べログに情報を掲載したら、すぐに来店客が増えるとは限りません。

ユーザーが来店したくなるページを作成するためには、何度も更新と分析を繰り返す必要があるでしょう。

根気のいる作業ですが、どのような言葉や写真などにユーザーが反応するのか、丁寧に分析して、後の運用に活用していきましょう。

まとめ

食べログは、ユーザー数と店舗登録者数において、業界No.1の飲食ポータルサイトです。

登録するだけで、食べログユーザーにお店の存在をアピールすることができますが、何も考えずに運用するだけでは、他店との差別化ができずに埋もれてしまいがちです。

ユーザー目線で考えるなどして、お店に足を運んでもらえるような情報を発信しましょう。