ネット広告の運用方法と困ったときの対処法

ネット広告には様々なタイプの広告が存在しているので、どのタイプの広告を使って、どのように運用するのか迷ってしまう広告担当者も多いのはないでしょうか。

この記事では、運用方法を簡潔にまとめるだけでなく、どれくらいの費用が発生するのかにも触れていきます。

また、自分の知識だけでは、運用が難しいときの対処方法も参考にしてください。

運用方法と費用


ネット広告の運用は、広告の数だけ様々ありますが、その中でも特に注目されている運用方法と費用についてまとめていきます。

ネット広告は少ない費用から始めることができるので、複数タイプのネット広告を組み合わせることもおすすめです。

SNS広告の特徴と費用

現代においては、多くの人にとって、SNSはコミュニケーションツールとして欠かせないものであると言えます。

また、情報を調べるときにSNS上で検索するという人も少なくありません。

さらにSNSの利用者は増加傾向にありますので、それぞれの特徴を掴んだ上で集客に活用していきましょう。

ではもう少し具体的に、各SNSの特徴と広告に関する費用を見ていきましょう。

Instagram

Instagramでは、「ストーリーズ」「フィード」「発見タブ」の3つに広告を掲載することができます。

特に多くのユーザーが利用している、ストーリーズは認知してもらいやすいのでおすすめです。

なお、広告タイプも選ぶことが可能で、「写真」「動画」「カルーセル」「コレクション」「ストーリーズ」から、自店のアピールをするのにぴったりのタイプを選択しましょう。

なお、Instagramでは、1日100円から広告費を設定することができますが、費用を抑えすぎると効果がほとんど得られないと言われています。

最低でも1日の広告費を1,000円以上に設定することがおすすめです。

Twitter

Twitterの広告には、通常のツイートのような形式でユーザーのタイムラインに広告を表示するプロモツイートというものがあります。

プロモテキストなどの4タイプがあり、目的に応じて使い分けましょう。

また、動画による広告も可能で、プロモビデオなど、タイプの異なる動画広告を選択可能です。

さらに、Twitterから別サイトやアプリなどに誘導するのに向いているカードというものも存在します。

ウェブサイトカードなど、4種類から選択可能です。

なお、Twitterには広告の最低金額が存在しないので、どれくらいの広告費を設定するかは自由です。

しかし、少なすぎる費用では、広告の効果は得られません。

Facebook

Facebook広告では、Facebookユーザーのタイムラインもしくは、画面右側に設置されている広告枠に広告を表示することができます。

また、提携サイトやアプリの広告枠にも広告表示が可能であるため、Facebookユーザー以外にもアプローチが可能です。

なお、オーディエンスといって、どのようなユーザーに広告を表示させるかを細かく設定することもできますので、費用対効果を意識して設定するとよいでしょう。

Facebook広告の費用は、予算に応じて自由に設定することが可能ですが、設定した予算ではどのくらいのリーチが達成できるかを予想してくれる機能があります。

そのほか、広告費用に結果が見合わない場合に広告が停止され、料金が発生しないという特徴があります。

LINE公式

LINE公式アカウントでは、「トークリスト」「LINE NEWS」「タイムライン」の3つの場所に広告を掲載することができます。

そのほかには、LINEと提携のあるアプリ、具体的にはLINEマンガなどに広告を表示させることも可能です。

なお、LINE広告には、最低金額がなく、かなり予算を抑えることもできます。

しかし、広告枠は入札制であるため、他の広告主が高額な費用で広告枠を入札してしまった場合は、全く広告が表示されないので注意してください。

コンテンツ広告

コンテンツ広告では、WEBサイトやブログサイトに設置された広告枠に、コンテンツ内容と関連する広告が表示されます。

個人ブログやキュレーションサイトなどで広告枠を設定していることが多いため、一度は目にした経験があるでしょう。

特定のキーワードに興味や関心を持つ人に向けて、自店をアピールすることができるという特徴があります。

動画広告

動画広告はYouTubeなどの動画配信サイトで、動画を再生する前に表示されるものが有名です。

また、ある程度の長さの動画になると、動画の再生途中でも広告を表示することもできます。

なお、YouTubeでは1日1,000円の広告費用で広告を表示することが可能ですが、当然ながら広告動画を制作する手間と時間が必要です。

ネット広告の運用に困ったら


ネット広告は様々なタイプのものがあるため、広告に関する知識がないと、どのように運用したらよいのか迷ってしまうというケースもあるでしょう。

わからないまま運用してしまうと、広告費だけが無駄になってしまいますので、早めの対処が必要です。

広告運用サービスを利用する

ネット広告の運用に困ったら、プロに相談してみるのもよいでしょう。

ネット広告の運用代行サービスを行っている企業は多く、広告に関する専門的な知識を活かして、最適なプランを提案してくれます。

無料相談を行っている企業もありますので、自店の広告運用についてアドバイスを受け、場合によってはプロの運用サービスを利用することも検討してみましょう。

まとめ

ネット広告にはタイプの異なる様々な広告があるため、広告に求める目的に応じて選ぶ必要があります。

広告費用を自由に設定できることはメリットですが、費用を抑えすぎると効果が得られないので、適度な金額の設定が必要です。

どうしてよいかわからないときは、広告運用サービスに任せてしまうこともおすすめです。